“歯”と”食”は切っても切れない関係
医療法人田中歯科医院には管理栄養士がいます。
「歯医者さんなのに、なぜ管理栄養士?」と不思議に思われるかもしれません。
しかし、私たち田中歯科医院では、お口の健康を守るためには「食」の専門家である管理栄養士の存在が不可欠だと考えています。むし歯や歯周病、そして歯並びや噛み合わせの問題は、実はお口の中だけの問題ではありません。日々の「食習慣」、選んでいる「食材」、そして「噛み方」や「飲み込み方」といった生活習慣そのものが深く関わっているからです。
管理栄養士が「生活習慣」部分をサポート
歯科医師や歯科衛生士は、主にお口の中の治療やメンテナンスを行います。一方で、管理栄養士はお口の外、つまり「食事・栄養・生活の評価」を担当します。例えば、お子様に以下のようなお悩みはありませんか?
- ■むし歯を繰り返してしまう
- ■好き嫌い(偏食)が多く、栄養が偏っている
- ■食べるのが遅い、または早食いで丸飲みしている
- ■食事中に姿勢が崩れやすい、ボロボロこぼす
これらは歯科治療(削って詰める)だけでは解決が難しい問題です。当院の管理栄養士は、むし歯リスクの評価や食習慣のヒアリングを行い、具体的な食材選びや間食のとり方、さらには食具(スプーンや箸)の正しい使い方までアドバイスいたします。
「食べる力」が矯正治療の成功の鍵
当院が力を入れている小児矯正では、MFT(口腔筋機能療法)というお口のトレーニングを行います。これは舌や唇、口周りの筋肉を正しく使えるようにするための「筋トレ」です。
しかし、MFTでいくらお口の機能を整えても、ご家庭での日々の食生活が乱れていれば、せっかくの効果もすぐに後戻りしてしまいます。「噛みにくいから」と柔らかい食事ばかり続けていたり、姿勢が悪いまま食事をしていては、トレーニングの成果は出ません。管理栄養士は、MFTを成功させるために必要な「噛む練習になる食材」の提案や、食事中の正しい姿勢指導を行い、トレーニング効果を底上げする「食事・生活のコーチ」としての役割を担います。
離乳食は「食べる機能」を育てる
「離乳食」は単なる栄養補給ではなく、お口の機能を育てるための大切なトレーニングです。月齢だけで判断するのではなく、お子様の「歯の生え方」や「口の動き(唇食べ・舌食べ・歯茎食べ)」に合わせた適切な食形態(固さや大きさ)をご提案します。早期から正しい「食べ方」を身につけることは、将来のきれいな歯並びや健康な体づくりに直結します。
チーム医療で「一生の健康」を
当院では、歯科医師、歯科衛生士、そして管理栄養士がチームとなって一人の患者様をサポートします。
● 歯科衛生士: メンテナンス・口腔内の評価
● 管理栄養士: 食育・栄養指導・食生活の改善提案
この3つの視点が揃うことで、「お口の育ち」「食べる力」「栄養摂取」「むし歯予防」をトータルで管理することが可能になります。ただ歯を治すだけでなく、お子様の健やかな成長と、将来にわたる健康な体づくりを「食」の面から支える。それが、田中歯科医院に管理栄養士がいる理由です。